8月15日は日本での終戦記念日。
世界的には日本が降伏文書に調印した9月2日がVictry over Japan Day(V-J day)とされてるようですね(ロシアや中国は9月3日)
14日にポツダム宣言を日本が受諾して、翌15日に天皇による玉音放送(録音)によって多くの国民が知る事になった日。
人それぞれ違うだろうけど、どんな気持ちで聞いたんだろうね。
徹底抗戦を主張した陸軍将校らが玉音放送の原版を奪おうとした宮城事件があったように悔し涙を流した人もいれば、内心「やっと終わってくれた・・・」と思う人もきっと多かったはず。
色んな想いがあっただろうが、灯火管制をやめた夜の街の明かりは色んな意味で眩しかったのかな?
子供の頃はこの時期のテレビは戦争の事ばっかで、正直「辛気臭いなぁ」なんて思う事もあった。
良くある話だろうが、ウチも一緒に住んでた祖父が満州に行ってたり、親父やおふくろは昭和初期生まれなので戦争も体験しているのにね。
まぁ、本当に子供だったからね。
戦争を考えるようになったのはいつからだろう?
たぶん芝居や歌を始めた頃なんだろう。やはりどうしても避けては通れない歴史ですから。
芝居で兵隊役や終戦直後の若者を演じたりするにあたって、役作りの為に資料を調べたり、役になりきろうと試行錯誤して入りこんだり・・・それが本当に自分で考える事になった最初かな?
歌もそう。基本自分のリアルな事を歌うことの方が多いけど、戦争を題材にして平和を願う歌だってある。
やがて子供と共に過ごすようになってから、より真剣に向き合うようになった。
まぁ、やっぱり子供にはこの時期の戦争を題材にしたテレビや物語は辛気臭く思うのかな?なんて思ってたけど、意外と俺の子供の頃より向き合ってくれてるような気もする。。。ま、それは単に親バカかもしれない(笑
今はまだボンヤリとしかわからなくても、奴等がいっぱしになって日本や世界を動かす世代になった時に、間違った方向に行かないようにしてくれれば・・・まぁ、その為にはしっかりと歴史を学ばないとね。
自分がした行いはきっと、良い事はその時にほんの少ししか跳ね返ってこないもの。でも、悪い事は必ず後から倍以上に跳ね返ってくるもの。
それでもその時のほんの少しでいいじゃないか。
その今の笑顔が永遠に続くように。
世界中が平和でありますように!
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