東北へ行ってきました。その2
この日は朝一で松島へ
松島は目の前にある島々が津波を緩和してくれたのか?湾の向きもあるのか?他の町に比べたら津波の被害も少なかったとのこと。隣の東松島になると物凄く甚大な被害なのですが、ここ松島は聞くところによると、被災はしたものの観光客に一人の死者もでなかったらしい。。。
もちろん地震や津波の為、閉店してる店や一部決壊した場所はありましたが、それでもお土産屋さんのおばちゃんの声や、観光フェリーのおじさんの声は元気良かった。人々のそこで暮らす大変さや逞しさを感じた。
さて、昼飯はどうすっか?って事でここでも牛タンあるけどどうせなら・・・って事で仙台まで。以前食べた仙台利久の味が忘れられない。
以前は仙台本町店でしたが今回は西口本店へ。
西口本店オリジナルランチセット。牛タンはもちろん、牛タンシチュー、牛タン煮コミ、からあげ、御吸い物等等、コレで¥1,500は安い。もちろん美味い。そして早かったな(笑。今回唯一の渋滞はここだったけど、それでも昼のせいか回転が良くて30分待ちで食べれたのは意外だった。
そして一路福島南相馬へ
南相馬は今3つに別れてます。立入り禁止地区。住んでも良い場所。そして住んではいけないが、立ち寄る分には構わない場所。
親戚の家は10日ほど前に立ち入り許可が下りたらしい。今回は仮住まいの方へ。
久々におじさんとおばさんの顔見れて良かった。毎日片付けに行ってるけど、片付けても住めはしない・・・さぞ複雑だと思うが、そんな中疲れた生活の中でも歓迎してくれた。
世間から見放されたと感じた中、来てくれたのが余程嬉しかったのか、コッチがお見舞いに行って、お土産や差し入れを持って行ったのに、子供達にお小遣いをくれようとする。
もちろんお断りしていたのですが、「持ってけ」「要らないよ」の繰り返し。
田舎のお年寄りは暖かくて頑固者。埒が明かないので頂戴する事に。なんでも「お小遣いあげられる事」自体が嬉しいんだそうだ。そんな事言われたら・・・うん、何かの形でお返しするね。また行くけど、今度は気を使わないでね。
そして帰りにせっかくだから有名な三春の滝桜を見に行けばとのことなので行ってきた。
葉が少し出てましたが、夜はライトアップしてるので葉が目立たない。葉桜も好きなのですがね。元気に咲いてました。
樹って凄いね。POWERがある。中尊寺の杉や高田松原の一本松も滝桜も。もちろんその辺に生えてる樹だって。
ただ、残念な事に松原の一本松にはこんな立て看板もあったんだ。
いつかは枯れてゆくもの。いつかは死にゆくけど、それでもそれまでは・・・。そしてその先の生きる者へ何を伝えられるんだろう?
さ、帰りも順調そのもの。本当に今回GWに行ったの?ってくらい渋滞知らず。5月の連休だとこうは行かないのでしょうね。良い時期に、良い時間に行き帰り出来たよ。多少疲れたけど、得たものを思えばこのくらい。
まだまだ地震も怖いし、放射能だって怖いけど、東北は生きる力に溢れて頑張ってました。
東京人よ、もっと輝こう!
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